出典元:ソニー不動産はおすすめなのか?特徴と口コミ評判まとめ
人間にとって衣食と共に、住まいは生存に不可欠です。
かといって、勝手に空き地に家を建てたり、誰も住んでいない建物に住み着くようなことは、現代の日本では認められていません。
土地や家といった、すべての不動産物件には所有者がいて、その人の許可を得ずに利用することは、違法行為として定められているのです。
そこで、権利者と交渉して、土地や家を譲ってもらったり、貸してもらうなどの交渉が必要となります。
しかし、それを個人同士で行うと、様々な行き違いや見解の相違、利害の衝突などから深刻なトラブルに発展してしまうものです。
だからこそ、権利を管理して、所有する人にも、利用したい人へも、間に立って仲介と手続きの労をとってくれる人が必要です。
そうした役割を担うのが、不動産会社なのです。
◎参考記事
不動産会社とのやりとりで思い出に残ったこと_1位「熱心さ」、2位「人柄」
現在、自由に家を建てたり、アパートに住んだりできるのは、こうした職種の働きにより、円滑に物事が進んでいるからです。
ただ、誰しもが必要な事柄だけに、立場を悪用して利益を貪ろうという悪徳業者も、残念ながら存在しています。
そうした人間に騙されないためには、きちんとした知識を身に着けておくのが肝要です。
どんなに狡猾な相手であっても、その悪い意図を見破ってしまえば、恐れるに足りません。
ちゃんと資格を持った業者を選ぶ
親しむべき不動産会社とは、どのようなところがいいのでしょうか。
まずは、きちんと資格を有しているかどうかを確かめるのが先決です。
宅地建物取引士や不動産鑑定士といった国家資格は当然、専門業者ならば持っておくべきです。
◎参考記事
資格ナシでも不動産営業はできる!?不動産会社を見分ける7つのポイント
他にも、不動産コンサルティングマスターなどの、公的、もしくは民間の資格を取得していることも、判断材料の1つになります。
不動産を扱う会社であれば、受付窓口やホームページに、資格があることが示されています。
これがまったく提示されていない業者は、違法操業の疑いもありますから、決して利用しないようにしましょう。
そして、不動産会社は地元に密着できているかも、重要な尺度となります。
家や部屋というものは、実際に見てみないと分からないことも多く、そして、専門家にしか見抜けない事柄もあります。
また、希望者のニーズに合わせた提案をできるかどうかも、その能力を測る鍵となるのです。
物件のことをよく把握していない業者ほど、なにか聞かれる前に契約をとろうと、押し付けがましいセールスを繰り返します。
そうすれば、ますます顧客は離れ、評判も下がっていきます。
さらには、その土地とは疎遠になり、物件情報が乏しくなるという悪循環に陥るのです。
長年の実績があるかどうか?
大きな金額を扱う不動産だけに、高い信頼性が求められます。
見方を変えれば、長年営業している業者は、それだけ周囲から信頼されている証拠でもあるのです。
不動産の適正価格というものは、一般的な庶民には、なかなか分かりにくいものです。
しかし現在ではインターネットの普及も手伝って、簡単に調べ上げることができます。
その用途であれば、不動産の一括検索サイトなどは、とくに有用です。
希望する価格帯や土地、物件内容などを打ち込むだけで、複数の不動産会社が扱う物件を、一度に閲覧できます。
横断的に多くの情報を吟味することで、平均値が分かり、設備なども考慮した適正な価格も浮かび上がります。
知らない土地に引っ越すときなどは、物件を申し込む前に利用することで、不正価格を知らずに受け入れるようなことがなくなるのです。
また、不動産を所有しているのであれば、こまめにチェックして、不動産価格の上下をつかんでおくべきです。
そうすれば、売るタイミングを間違えることなく、有利な取引を行うことができます。
不動産会社との付き合い方は、詳細な情報の把握が大事です。
よりよい業者を見つけて、理想どおりの結果を導いていきましょう。
最終更新日 2025年6月9日