アパートを売りたい時には業者に依頼しますが、依頼先を選ぶ際にはいくつかの覚えておきたいポイントがあります。
収益物件の買取実績が豊富か？
もっとも重視したいのが、収益物件の買取実績が豊富かという点です。
この分野を得意としている会社にお願いすることで、買取価格が高くなります。
逆に実績のないところを選んでしまうと、予想以上に安くなってしまう可能性があります。
これまでの実績はホームページ等でも確認できますし、ホームページに掲載されていない場合には直接聞くことで把握することが可能です。
最初に話を持ち掛けた時点で積極的に取り組もうとする意識が見られる時には、熱心に取り組んでもらえる可能性大です。
元々興味のない業者にお願いしても、やり取りに時間がかかるだけで何も決まらないかもしれません。
見極めるために少しの期間だけやり取りをしてみても良いのですが、それで良い対応が返ってこなければ別の業者を探すべきです。
ノウハウを持っているかを見極めることが重要
最初に声をかけたからという理由だけで引きずってしまうと、売却スケジュールに狂いが生じてしまいます。
一口に売るといっても、住人に立ち退いてもらって解体をするケースもあれば、賃貸契約を保持したままのケースもあります。
そういった面まで話し合うことができればスムーズに取引できますが、売る側が初めての売却の場合には上手く提案できません。
ですから、業者側から様々な提案をしてくれることが理想であり、提案力のあるところにすると予想以上に良い選択ができます。
これもノウハウや実績がものを言う部分ですので、ノウハウを持っているかを見極めることが重要です。
良い選択をするために、その地域の状況も含めて考える必要があります。
今後も収益が見込めるようならリフォームをしてでも維持するのが良いですし、借り手がつかないような状況なら解体が現実的かもしれません。
そういった地域的な状況を絡めて考えられることも条件の一つになるため、地域に精通した業者選びが基本です。
今後の動向を予測するにしても、やはり地域的な状況を推察する必要があります。
まとめ
オーナー自身が物件の近くに住んでいる場合、困るのが売った後のトラブルです。
トラブルが発生してそのまま住み続けることができなくなる可能性もありますので、できるだけアフターフォローが充実している業者を選ぶことが大事です。
アフターフォローがしっかりとしていると後々面倒なトラブルに巻き込まれる心配がありませんし、近隣住民への配慮もしてくれます。
最終更新日 2025年6月9日
