スーパー銭湯と言われる言葉は、1990年位から広まってきました。
これは日本全国に広まっており、特に東京や大阪などでは数多くのスーパー銭湯が建築されています。
スーパー銭湯と言う以上は、お風呂に入ることが目的ですが、最近は単純なお湯ではなく温泉が出ています。
温泉とは、山の中や海の近くに行かなければでないものと考えられていました。
ところが、実際には都会であっても温泉が出ることが知られています。
目次
日本は都会でも大抵の場合温泉が出てくる
日本は、環太平洋造山帯言われる火山帯の上にあり、普通に考えれば山の近くや海の近くだけでなく都会であっても掘れば出てくるわけです。
ただ、掘り進めるといっても人力で掘り進めてもまず温泉が出る事はありません。
しかし、1億円位のお金をかけて調査をして掘り進めていけば、大抵の場合温泉が出てくると言われています。
大阪でも、90%位の確率で調査をして掘り進めていけば温泉が出てくると言われているほどどこにでも温泉はあるといえます。
つまり、大阪の中心部でもあるいは田舎でも温泉を出す事は決して難しくはありません。
ただこのためには、場所によってですが1000メートル位掘り進めないといけないケースもあります。
場合によっては800メートル位掘り進めるが出てくることもありますが、現在のところやはり1000メートル位採掘することが必要最低条件となるでしょう。
温泉が出たとしても、その温泉自体はどのような質のものなのかはよくわかりません。
同じ大阪市内でも、単純温泉の場合もあれば、白濁色に濁っているような場合もあります。
また、鉄分が多く含まれているものは茶色っぽい色になっています。
いずれも検査をして問題がなければ、そのまま帰ることができるでしょう。
温度は基本的に人肌よりも少し暖かい位がちょうど良い
後は温度の問題が考えられます。
温度は、基本的に人肌よりも少し暖かい位がちょうど良いです。
最初から42度から45度位で流れていれば良いですが、多くの場合36度から38度といった少しぬるめのものになる傾向があります。
この場合には、ボイラーを使って温めなければお客さんはやってこないかもしれません。
少なくとも冬場の場合には、露天風呂を始めとした様々なお風呂で寒さ対策をしなければいけません。
この時1番の対策は、お湯自体が42度以上に設定されていることでしょう。
そこで、ボイラーを設置して最低でも42度ないしは43度程度まで温度を上げるようにすることが必要です。
このように温泉は話題性があったものの、今や当たり前となっている以上温泉を掘っただけでは他のスーパー銭湯と区別することが難しくなります。
つまりお客さんとしては、より面白いところあるいは個性的なところに行く傾向があるため、もしこれからスーパー銭湯を経営したいならば温泉を掘ることが必要最低条件で、それ以外の施設に力を入れることが必要です。
食事ができる場所をわざわざ設けた理由
一般的になっているのは、お食事ができる場所でしょう。
食事ができる場所をわざわざ設けた理由は、家族で来られるようにすることです。
1人や2人のお客さんが来たとしても、お店としてはそれほども分かりませんが、家族連れで来るようになればみんなで温泉に入っていきその後食事をすることができるため、1つのレジャーとして認知されることになります。
そして実際に家族で行く人も多いため、一昔のサラリーマンや老人が中心の客層になっている銭湯とは一線を画することになります。
食事をする施設以外にも、マッサージなどを取り入れているところも少なくありません。
やはり温泉とセットになって連想するものといえばマッサージと言えるでしょう。
実際に温泉地等でマッサージを受けるお客さん多いことを考えれば、これを取り入れないわけにはいきません。
マッサージは40分あたり4000円から5000円程度が相場
マッサージは、40分あたり4000円から5000円程度が相場になります。
最近は格安のところも出てきていますが、赤字にならないように10分1000円単位で行っているのが基本です。
少し個性的なところは、カフェなどがあるところもあります。
カフェを利用する人は、夜間利用するよりも昼間利用する人が多いため昼間のお客さんを狙っている可能性が高いです。
しかも、高齢者よりも若い人たちが集まる傾向にあるため、若い人を多く取り入れたいならばカフェなどを積極的に作ると良いかもしれません。
カフェと併設されているのが、読書ルームになります。
図書館のようにはいかないまでも、部屋一面に本などが置かれており、好きな本をソファーにもたれかかりながら自由に読むことができます。
これは、1人のお客さんを狙ったものです。
それ以外には、実は等がありキャンプができる場所もあるでしょう。
まとめ
大阪の中心地では少し厳しいですが、少し田舎のほうに行くと広大な土地が残っておりそこでキャンプができるようになっています。
キャンプがメインになってそれに合わせてスーパー銭湯があるとも言えますが、どちらのお客さんを取り込むことができるでしょう。
これらを全て取り入れているところは少ないですが、時代とともに個性化が住んでいるのは間違いのないところです。
最終更新日 2025年6月9日
