アトックスも警鐘を鳴らす。東日本大震災から学ぶこと

アトックスも警鐘を鳴らす。東日本大震災から学ぶこと

⒈災害に対する今後の教訓を知った

2011年に起きた東日本大震災は、宮城県や岩手県やその他関東地方などを中心に15000人以上もの死者を出した未曽有の災害として多くの人に衝撃を与えました。

地震大国と言われている日本ですが、津波を伴いここまで大規模な震災が頻繁に起こるような国ではなかったため、防災意識の必要性などは現在に至るまで問われることとなっています。

この震災では、多くの人の死因が津波によるものとなっていますが避難先をどこにしたかによって、その後の人生が大きく変わってしまうことも浮き彫りになりました。

高台に素早く逃げた人が助かり、避難所として否定されていた場所に避難したのにもかかわらず津波の被害にあってしまったケースなど、瞬時に正しい判断をする難しさは今後の教訓とすべきところが沢山あります。

東日本大震災は、津波被害だけでなく原発事故も引き起こしたため現在でも終息に向けて多くの人が尽力しています。

放射性物質が空気中に出てしまったため、人々の食生活にまで現在でも影響を与えているところです。

福島の原子力発電所近くでは、放射性物質の濃度が高すぎるため長く住むことが出来ていませんし引越しを余儀なくされました。

又、慣れない避難所での暮らしに心身共に限界に達してしまった人々が体調を崩して亡くなってしまうという最悪の事態も巻き起こしています。

被災した人々の多くは仮設住宅に暮らしており、現在でもそのまま暮らしている人は大勢いるのが実情です。

 

⒉防災意識を高く持つことが必要

なかなか復興が進まずもどかしい思いをする住民が多い中で、多くの有名人などが支援を行っていて実際に被災地でのボランティア活動などをしている人は一般人を含めると相当な数になります。

現在でもそうした支援活動をしている人が多い中で、少しずつ復興も進んできていることや人々の記憶が薄れつつあるのも実際のところです。

ですが、南海トラフと言われる大地震が今後来ることも予測されており、東日本大震災の教訓を生かして被害を最小限に抑える試みがされています。

たとえば、大津波は10メートル以上の物が起こることが予測されていますので、そのような状況に直面した時にどこに逃げるべきかという事やそれに備えが護岸工事なども各地で施工中です。

茨城県では、東日本大震災では20数名の被害者を出していますが千葉県も同様同じくらいの被害が出ています。

多くは津波による被災ですが、そのようなことが二度と起こらないように海沿いの地では護岸工事が積極的に行われているのが現状です。

大津波が来たときに、その堤防が何かの役に立つのかといいわれるとそれは疑問が残ります。

ですが、何もないよりは安心感がありますし、10数メートルではなくても例えば堤防の高さ以下に収まった時などには効果を発揮するかもしれません。

2019年には、台風15号が起こり千葉県を中心に未曽有の被害をもたらしました。

これは、死者が多いというよりはインフラの崩壊による日常生活を続けることが困難になるという被害ですが、改めて防災意識を強く持つことの重要性を人々に教えてくれています。

 

⒊自らが出来る防災対策を行う

日本は、地震や台風による被害が比較的多い国ですが喉元を過ぎれば熱さを忘れるということは、日々そうならないように備えているつもりではあっても徐々に記憶が薄れて防災意識も低下してしまうのが実情です。

防災リュックに食料品や飲料水、懐中電灯や電池類など最低限のものを詰めてわかりやすいところに置いておく、ということは大きな災害が起こるたびに提唱されていることとなっています。

東日本大震災の被害者たちは、現在でも不自由な生活を余儀なくされていますし漁業や農業などの仕事を奪われてしまって生活が立ちいかなくなった人たちも大勢いるのが実際のところです。

命が助かった人の中でも、不自由な生活が続いて心身共に限界に達してしまって生活が大きく変わった人も含めると現在でもその爪痕は大きく残っていると言わざるを得ません。

こうした甚大な被害を巻き起こす災害は、再びいつ巻き起こるかという予測は全くつかないものですので、自分や家族の身を守るためには何が出来るのかということを日頃から考えておく必要があります。

それが防災用のアイテムを詰めたバッグであったり、がけや海沿いに住んでいる人は日頃から避難場所について家族でよく話し合っておくのも重要です。

津波や土砂災害などが起こった時、高台に避難をすることで難を逃れられるというケースは多くあります。

東日本大震災では未曽有の被害者が出ましたが、それを無駄にせずに後世に引き継いでいくことが重要です。

この震災以外にも、北海道や神戸などここ半世紀だけを見ても多くのエリアで大地震が起こっています。

アトックスも度々伝えていますが、起きてしまったことを嘆いているだけではなく、被災した人たちと助け合いながら時にはボランティア活動や募金などを行なったり日頃から備えることの大切さを学ぶ、という防災意識を持つのも重要です。

 

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最終更新日 2025年6月9日

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