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家庭教育と子供が興味のあること
昔は、教育は学校に任せておけばよいとされてきました。
しかし、時代は変わり、家庭教育が重要視されるようになりました。
どのように子供を教育していくか、各家庭で工夫することが求められています。
昔は他人ができることを同じように出来ることが評価の基準でしたが、最近は個性が重要視されつつあります。
子供がどんなことに興味があるのか、まずは親がキャッチすることが大切です。
楽しそうに見えても実は無自覚で、本人は意外と自覚していない場合があるからです。
楽しんでいることを本人に自覚させる必要があります。
子供が好きなことを延ばす教育を心掛けると、大人になってからぶれることはありません。教育を行うには費用がかかると感じるかもしれません。
費用をかけなくても、家庭教育を行うことはできる
費用をかけなくても、家庭教育を行うことはできます。
心配する必要は全くありません。
英語に興味があるのであれば、語学を学ぶことができる大学の学園祭に行ったり、学食に行くとよいです。
外国語の会話を耳にしたり片言の会話ができると、更に興味を持つことができるようになるはずです。
ラジオで英会話の番組を聞くだけでも勉強になります。
家で洋楽を聞いたり、映画を字幕で見るだけでも勉強になります。
費用は特別かかりません。
漢字に興味があるのであれば、家族で四字熟語を書くゲームを楽しむのもよいです。
誰が一番早く書くことができるか競い合うと、ゲーム感覚で楽しむことができます。
歴史が好きなのであれば、大河ドラマを一緒に観たり、ドラマに登場したお寺やお城の見学に行くのもお勧めです。
歴史を扱っている漫画をさりげなく居間に置いておくのも一つの方法です。
星に興味を持っている場合、一緒に観察に行くのもよいです。
天文台の宿泊施設に泊まり、天体観測ができる施設もあります。
実際に観察することにより、もっと知識を深めたいと感じさせることができるのではないでしょうか。
宇宙に関心があるのであれば、種子島宇宙センターを見学することが可能です。
子供と親も一緒に親も楽しむことができ、学ぶだけではなく家族の一体感を深めることもできるます。
学ぶことは、塾に通ったり問題集を解くだけではありません。
日々の生活でも学べることはたくさんあります。
遊び感覚で知らない間に知識として身につける形が一番好ましい
学んでいる感覚はないけれど、遊び感覚で知らない間に知識として身につける形が一番好ましいのではないでしょうか。
楽しいと実感できると、親がレールをひかなくても、子供は独自で楽しさを追求し始めます。
自分でこうしたいああしたい、という気持ちを持つことができるようになり、行動できるようになります。
無理せず自然に自立することができ、夢を叶える行動力を身に着けることができるようになります。
小さい頃から自分が好きな事を自覚できると、目の輝きが違ってきます。
話す言葉も説得力ができ、周りの人が自然と協力してくれるようになり、自然にコミュニケーションをとることができるようにもなります。
社会人となった際、周りと上手くコミュニケーションをとることは重要です。
グローバルな時代となり、異文化を持つ人同士のコミュニケーションが更に重要視されることが予測されます。
好きなことがあると、異文化を持つ方とも好きなことを通してすぐに打ち解けることができるはずです。
長い目でみても、好きなことを延ばすことが、子供の教育に一番役立つ
長い目でみても、好きなことを延ばすことが、子供の教育に一番役立つのではないでしょうか。
子供が興味のない勉強に力を入れてしまうと、必ず無理がでます。
大人になってから、好きなことができなかったという不満がでたり、本当は何がしたいのかわからないと不安になってしまうかもしれません。
どんな職業についたらよいか途方にくれてしまう可能性もあります。
親子関係にゆがみが出る場合もあります。
「親の希望を押し付けるのではなく、子供がどんなことが好きなのかしっかりと見極めることが大切です。子供が好きなことをより深めていくために、良い環境を作ってあげることこそが家庭教育で一番大切なことなのかもしれません。」と畑恵さんは語っています。
子供のためと押し付けがましくなるのではなく、一歩下がったスタンスで環境づくりを整える。
その道を歩いていくのは、あくまで子供自身ということを忘れずにいることも大切です。
自分の好きなことを追求していくと、自然と必要なものが備わり、いろんな経験を積むことができます。
何か起きても乗り越えられる強さを身に着けることができます。
子供の力を信じて見守っていくと、子供にも伝わり素晴らしい成長を遂げることができるはずです。
子供時代に、子供が好きなことを一緒にめいいっぱい楽しむことができると、親離れ子離れもスムーズにいくのではないでしょうか。
家庭教育を工夫して上手に行うと、家族の仲も深まり、より楽しく暮らすことができるのかもしれません。
工夫の仕方は家庭ごとに異なりますが、異なることこそ個性に結びついていくはずです。
親自身が自分の好きなことについても考えとおくと、どのように工夫していくかヒントになるかもしれません。
最終更新日 2025年6月9日